きのこの備忘録

筆者が調べた事やまとめた事を共有しています。医療職を対象とした記事がメインです。論文のような正確性よりは分かりやすさを優先して書いています。一般臨床への応用は自己責任でお願いします。

下肢筋と髄節レベルと神経支配

L2:腸腰筋:腰神経叢     大腿内転筋:閉鎖神経
L3:大腿四頭筋:大腿神経 
L4:前脛骨筋:深腓骨神経
L5:長母趾伸筋:深腓骨神経  中殿筋:上殿神経
S1:長母趾屈筋:脛骨神経
S1:下腿三頭筋:脛骨神経
S2:ハムストリング:坐骨神経(総腓骨神経+脛骨神経)
 
 
・髄節レベルは、下肢近位伸側→下肢遠位伸側→下肢遠位屈側→下肢近位屈側となっているので覚えやすい。
・支配神経は下肢近位の方が太く遠位の方が細い。また下肢遠位では伸側に腓骨神経が通り屈側に脛骨神経が通る。
・髄節の障害か神経障害かは同じ髄節レベルの筋の障害の有無をみれば良い。
・いつも覚えられなかったけど、これなら覚えられるかも?