胃管と胃瘻
・胃管は胃・食道潰瘍形成や鼻血などのリスクが高いため、30日未満の使用が望ましい。
・高度認知症患者の嚥下障害に対する胃瘻栄養は余命の延長効果がないため推奨されず、少量でも慎重な食事介助による経口摂取の継続のほうが望まれる。
・脳梗塞後の嚥下障害に対しての胃瘻栄養は、経鼻栄養と比較して治療を継続できる率が高く、アルブミン値が保たれるため、胃瘻導入し嚥下機能が向上しうる3ヵ月間はリハビリに努め経口摂取に切り替えることを目指す。
【https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2017/PA03222_04】