医療の車窓から ~旅のしおり~

医療の世界を旅する中で、筆者が調べた事やまとめた事を共有しています。医療職を対象とした記事がメインです。論文のような正確性よりは分かりやすさを優先して書いています。一般臨床への応用は自己責任でお願いします。

心室性期外収縮でのカテーテルアブレーションの適応

心室性期外収縮カテーテルアブレーションを施行されている患者をみたので、どのような患者が適応になるか調べてみました。

 

・動悸など心室性期外収縮の症状を来している時

ホルター心電図で脈の10%以上、もしくは10000回/日が心室性期外収縮がある時

心室性期外収縮が原因で心筋症になっていると考えられる時

 

上記のいずれかの状態で、心不全症状を来すときやβ阻害薬もしくはカルシウム阻害薬を用いても良くならない時は、カテーテルアブレーションを考慮しても良いようです。

 

ごく当たり前のように心電図で目にする心室性期外収縮にも治療を考慮した方がよいときがあるようです。通常の12誘導心電図では記録時間が短いので、例えば1枚の心電図用紙で2個以上の心室性期外収縮がみてとれる患者などでは、少し長めに心電図を記録してその頻度を確認したり、場合によってはホルター心電図を試みても良いかもしれません。

 

https://www.uptodate.com/contents/premature-ventricular-complexes-treatment-and-prognosis?search=premature%20venticular%20contraction&source=search_result&selectedTitle=2~150&usage_type=default&display_rank=2#H498403550

 

 

 

 

 

・動悸などの心室性期外収縮の症状を来し、それが

 

上記のどれかに加え

 

心不全症状を来した時

心不全症状は来していないが

 

のいずれかを満たすとき、

 

・動悸などの心室性期外収縮の症状はあるが心不全症状はなく、心室性期外収縮の症状を

・動悸などの心室性期外収縮の症状はないが心不全症状があり、通常の心不全治療薬

 

 

 

・症状がある場合、上記の状態の時に、β阻害薬もしくはカルシウム阻害薬を用いても消えない